10/10(日) 10:56
デイリー新潮
羽生九段、公式戦で連敗の絶不調 原因は加齢と若手の“AI研究”か
昨今、棋界の話題を独占中なのは藤井聡太三冠(19)だが、積み上げてきた実績でいえば、かの羽生善治九段(51)にまだ遠く及ばない。史上初のタイトル七冠独占、永世七冠の資格も保持。そして国民栄誉賞まで受賞。そんなレジェンドが今、苦境に立っているという。
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近年、羽生九段の成績が今ひとつだったことは否めない。2018年の竜王戦で挑戦者に敗れ、27年ぶりの無冠に。タイトル通算99期はもちろん歴代最多だが、100期まであとタイトル獲得1回という状態で足踏みし、現在にいたる。
8月28日には将棋日本シリーズを1回戦で敗退し、今期は9月28日時点で4勝10敗と絶不調。このまま負けが込めば、将棋人生で初の年度内“負け越し”となる。また、1986年のデビュー以来35年の長きにわたって維持してきた“通算勝率7割台”という偉大な数字もついに割り込んだ。
さらに、心配され始めているのがA級からの陥落である。羽生九段は9月17日にも豊島将之竜王にA級順位戦で敗れたばかり……。
将棋ライターの松本博文氏が解説する。
「9月末現在、羽生九段はA級順位戦リーグで10人中成績9位です。全9局を戦い終えて9位と10位の2人がB級1組に陥落しますから、その可能性もゼロとは言えません。また公式戦6連敗中(未放映のテレビ対局をのぞく)で、5年前に記録した最多連敗数に並ぶなど本調子には見えません」
“ノーベル賞級”?
羽生九段、公式戦で連敗の絶不調 原因は加齢と若手の“AI研究”か
不調の理由としては、
「ひとつは年齢的なものでしょう。一般的に棋士の全盛期は20代から30代なので。ただ、羽生九段が衰えているというよりも、周りのレベルが上がっていることも大きい。藤井三冠はじめ、若手はAI(人工知能)を使って広く深く序中盤を研究していますが、そうした競争は年配の棋士には厳しい」(松本氏)
日本将棋連盟常務理事の森下卓九段(55)も「自分だって今年度は2勝11敗で、かつ連敗中。ひとのことを言える立場じゃないんですよ」と自嘲しつつ、次のように同情を寄せる。
「私は羽生さんより四つ年上なんですけど、やっぱり年齢を重ねると目が疲れるよね。終盤になると霞んでくるし。それに体力も落ちるので、長く座っているのだって辛くなる。根気が続かなくなるんです」
台頭する“若手AI勢”についてもこう語る。
「彼らは自宅で将棋盤ではなくパソコンに向かい、AIが示す手順を懸命に暗記しています。その数は膨大で、手順を正確に覚える点では若い人たちの方が凄い」
とはいえ、羽生九段はこのままでは終わらないとして、こう続ける。
「それこそ年齢差が32歳もある藤井さんからタイトルを獲ったらノーベル賞級ですが、それだって成し遂げるかもしれない。そんなふうに思わせる凄みが羽生さんにはあるんです」
伝説は復活するか。
「週刊新潮」2021年10月7日号 掲載
(出典 amd-pctr.c.yimg.jp)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ceb43a555bf4db1fbec0570b69b5fc731c106466
>>1
グロ
ちょっと前まで永世名人がA級したら降格=順位k戦引退みたな雰囲気があって
森内が飲まれてフリクラ宣言しちゃったけど
谷川がおそらくC1に落ちても指し続けるからB1くらいまではやるだろう
>>10
1行目は「永世名人がA級から降格したら順位戦引退」
根本原因は闘志が薄れたこと。あるいは勝敗に淡白になったこと。
本人は自覚してないだろう。勝負よりも評論のほうに関心を持っている。
これは加齢と言ってもいいのだが。
>>20 つづき
その意味ではホンワカした外見だけど、藤井くんの闘志は凄い。
負けて将棋盤に抱きついて大泣きした子供の頃よりも、勝ちたい意欲は強いだろう。
渡辺ももう藤井に勝てないと闘志が萎えているようだ。
>>28
ナベは新しいPCを自作したからね、
既存の売り物から藤井くんにならって金かけて超高性能を自作だ。
だからここから藤井くんを凌駕し始めるよ。
藤井くんが勝てるのもここまで。
>>34
藤井先生が言うには将棋AIはパラメータ調整が難しくて、よいPC持ってても性能を引き出せないことがあるみたいね
ナベは機械音痴だからPCの性能を引き出せないかも
AIの手を暗記ってしょうもなくないか?
AIなんて無いほうが良かったな
>>36
事実だから仕方ない
新手出しても1日もあれば解析終わる時代だから記憶力が低下するほど勝率は悪くなる
いや、多分引き付けて打つカウンターの備えだな。
この後とうとう羽生の3つ目の目が開眼するから。
手も6本になって、人としての姿は止め無くなる。
>>39
すごいねー、おもしろいねー
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